ググッと考える!

大手法律事務所の弁護士から株式会社LiBに移籍! https://www.libinc.co.jp

コロナを生き抜こうとしたらオーシャンズ11みたいなチームになった:「自由と責任」論を超えるもの

新型コロナの恐ろしさが日本中で現実のものになりつつあった数ヶ月前、社内で一つのプロジェクトが始動した。そのプロジェクトは、世に謳われるような「自由な働き方」を可能な限り推し進めた人材紹介チームを作ろうというもの。とはいえ、別に「社員に優し…

「怒らない子育て」のためのTipsと本質論

緊急事態宣言に伴う「Stay Home」期間が長引く中で、子どものいる家庭では、「つい子どもにイライラして怒ってしまうことが多くなった」という声をちらほら聞く。では、「怒らない」ためには一体どすればいいのだろうか?「叱る」と「怒る」の違いについて、…

働くことと結婚生活の共通点(「恋」が「愛」に変わる的な)

最近、新卒採用活動の一環で学生の方々とお話をしていく中で、(ベンチャーで)働くことと結婚生活が似ているなぁと思うことがよくある。特に以下の3つなんかは、けっこう重要な共通点だと勝手に考えている。①恋が愛に変わる品川調べによると、結婚している…

オン・ボーディングの成否は「アンフリーズ(解凍)」で決まる

先日、LiBの教育機関「LiBzAcademy」の立ち上げについて書いた記事の反響が大きかったので、今日はその続きを!LiBzAcademyは、一言でいうと、オン・ボーディング(新規採用した人材の定着、戦力化、活躍までの一連の流れを設計すること)を成功に導くための…

ユニコーンを狙うCFOに、人事領域の取締役に求めることを聞いてみた

ここ数ヶ月間、法人営業をやりつつ、CFO直下でLiBの人事領域のミッションを任せてもらっている。このボールを持たせてもらった時に、CFOに「人事領域の取締役を目指すにはどうすればいいですか?」と聞いてみた。それに対する答えは、従来企業型のいわゆる「…

社員70人のベンチャーで、セールス組織の教育機関を立ち上げた話

LiBに入ってから2年が経った。ここ数ヶ月は、LiBに新しく入る中途社員(特に法人営業やキャリアアドバイザーなどのセールスメンバー)に向けた教育機関「LiBzAcademy」の立ち上げをぐっと進め、だんだん良い具合に仕上がって来た。LiBzAcademyの全体像は以下…

【3ヶ月の実践で学んだ】組織のナレッジ共有を加速させる5つのステップ

1月からの3ヶ月間、所属する組織の中で「成果を出すためのノウハウや知見がメンバー相互間で共有・活用される環境が整っていない」という課題に取り組んだ。そこで「個人の暗黙知を組織の共有知(=ナレッジ)に昇華させ、その共有知により組織のメンバーが…

さよならだけが 人生ならば

昨日はLiBを3月で卒業する人たちの卒業式だった。来週からみんながオフィスにいないなんてまだ信じられない。「寂しいな~」なんて言ってる場合はないけど、やっぱい寂しいなぁ。 さて、この季節にしばしば目にするのが、井伏鱒二が訳したことでも有名なこの…

愛嬌も可愛げもないなら、どこで勝負しよう?

同世代の起業家や社会で突き抜けた結果を出している人たちを見ていると、彼らの多くは、圧倒的に「人の懐にスッと入っていく技術」に長けているなぁと思う。「愛嬌」が群を抜いていると言ってもいい。彼らはいつでもチャーミングで周りの人を笑顔にし、自然…

自分の気持ちに鈍感に、人の気持ちに敏感に。

昨日、会社で「自分の気持ちには鈍感に、人の気持ちには敏感になりなさい」という言葉をもらって、たしかになぁと思った。考えてみると、自分は学生の頃からずっと自分の心や内面に興味があって、いろんな自問自答を重ねてきた。それによって考えが深まった…

娘が大人になるまでに伝えたいこと

今月、娘が1歳になった。普段から色んなことをしてあげられているわけではないけれど、彼女が大人になるまでに親として「伝えたいこと」というものがあるなぁと思った。僕がいちばん伝えたいことは3つある気がする。1つ目は、彼女は「生まれてきた」だけ…

「大手法律事務所→ベンチャー」、4ヶ月で僕が一番戸惑ったこと

弁護士300人以上を擁する法律事務所からLiBに移って4ヶ月が経ち、改めて「弁護士として働くことと、ベンチャー企業で働くことの一番の違いは何だろう?」と考えてみた。これは、「この4ヶ月間で、自分が最も戸惑った(適応するのに苦労した)点は何か」とい…

【部下として、上司として】「体験」を「経験」に昇華する

僕たちは日々の仕事の中で、様々な「体験」をしている。・お客様に「ありがとう」と言われる・営業が成功して新しい案件を受注する・自分が推進したプロジェクトが失敗に終わり、関係者に謝罪する・飛び込み営業先でお客様に怒鳴られて追い返される・考えの…

【意外とすごいコーチング技術】相手に気づきを与え「会話価値」を高めるオートクライン

今日は、ある会話により各話者が得るメリット(情報や気づき)の総量を仮に「会話価値」と呼ぶ場合、日常の会話価値を高めるための武器になる考え方について書いてみようと思う。 (僕はコーチングを体系的に学んだわけではないけれど、日常の中で色々試して…

悩みを突破するために、価値観を「ことば化」する 

最近、自分が「こうなりたい」と思う姿と現実の姿が一致していないことに悩んでいる人の真剣な話を聞く機会が何度かあった。僕も学生の頃からずっとそんな問題に悩んできたので、気持ちが痛いほどわかった。僕は、そんな悩みを突破するために、まず自分の理…

一流の営業パーソンは、美容室でどんな話をしているのか?

皆さんは、美容室で髪を切ってもらっている間、美容師さんとどんな話をしていますか? 人によっては「何の話をすればいいんだろう?」と戸惑うこともあって、そのストレスがないために「10分カット」のQBハウスが躍進しているなんて話も聞きますね。 ↓今日は…

【営業1ヶ月目】8月の反省&9月のテーマ(なりきろう!工夫しよう!磨き込もう!)

8月が終わり、LiBで営業というものを始めて1ヶ月が経ったことになる。 とっても楽しかったけれど、なかなかタフな1ヶ月で悔しいことも多かった。 というわけで、9月の巻き返しに向けて反省会! 【8月の反省】 自信を持って走れる戦略なきまま、首をかしげ…

新人が身につけるべき「◯◯力」〜なぜ弁護士出身の僕が営業をやるのか?〜

弁護士だけで300人以上を擁する大手法律事務所で新人弁護士として働いた後、設立2年半のベンチャー企業に入り、新人営業パーソンとして働いている…そんな僕が感じた新人に求められる力の一つが、「意味づけ力」だ。「意味づけ力」とは、目の前の仕事に自分な…

弁護士の道を捨て、ベンチャーに入った本当の理由(後編)

前回(前編)は弁護士事務所を辞めると決めた理由を書いたので、今回は、LiBに入ると決めた理由について書いてみたいと思う。 前回書いたとおり、 「挑戦の舞台が見つかるまで、法律家の道で全力を尽くす。 舞台が見つかったら、迷わず飛び込む。」 と決めた…

弁護士の道を捨て、ベンチャーに入った本当の理由(前編)

先月、僕は弁護士300名以上を擁する大手の法律事務所を辞めて、株式会社LiBという創業2年ちょっとのベンチャーに入った。 法務担当ではなく経営者になることを目指す一人の「新人」としての入社で、今は事業づくりや組織づくりに必要なあらゆることを経験し…

「悩みの踊り場」で踊り続けていた残念な僕

LiBに入って3週間が経った。 仕事はまだまだ上手くいかないことばかりだけど、少しうれしいことがあった。 それは、 「毎日『悩みの階段』を昇っている」 という実感があることだ。 人が大きな目標を達成するためには「悩み」が不可欠だ。 それはメキメキと…

「PDCAを高速で回す」って何やねん!?…と思った話

ベンチャーに興味を持ち始めてからちょくちょく耳にするようになった「PDCAを高速で回す」という言葉。 これまであまり実感が湧かなかったけど、LiBに入って2週間が経ち、「高速で回す」という言葉の一つの側面が見えてきた気がする。 言わずもがなだけど、P…

ベンチャー入社4日の超ど素人(弁護士)が感じた「営業」の本質

法律事務所を辞めてLiBで働きはじめた第1週(4日間)が終わった。 第1週は、生まれて初めて法人営業(テレアポ!商談!)というものを経験。1ヶ月前まで弁護士として訴状や準備書面を作り、裁判所に行って法律業務をしていたと思うと、何だか感慨深い…(笑)…

日本人の「森の思想」―パレスチナになかったもの

京都で大学生をやっていた頃、よく旅をした。3年前の秋、ヨルダン川西岸のパレスチナ自治区からエルサレムに戻るバスの中で、そそり立つ分離壁を横目に、あれこれ考えた。 ※ ※ ※ オマーンでは、凛と立つイスラム教のモスクで、人々が整然と横一列に並び、全…

「プロ集団」にあって 「いい感じのサークル」にないもの(事例付き)

京都で観光の事業をしていた頃、チーム全体が「いい感じのサークル」のレベルを脱して、「プロ意識を持った集団」の仲間入りをすることを目指し、試行錯誤していた。その過程で、まず、目指すべきプロ集団とは何かを明確にしておく必要があることに気がつい…

さよなら因果関係、こんにちは因縁

おそらく、「因果関係」は絶対ではない。 因果関係とは「原因と結果の関係」、つまり、「ある原因によってある結果が生まれる」という関係だ。しかし私たちは、大きく成功するためには「+α」の要素が必要であることを経験上知っている。 仏教では、それを「…

ぼくの「志」はただの名誉欲だったのか?・・・欲望を「善用」する!

自分を含め、今、20歳〜30歳くらいの年齢にある若い人たちは、「社会貢献」という言葉に敏感な気がする。そしておそらく、ここ10年くらいの間で、自ら事業を起こす(=起業する)ことを目指す若者も多くなったと思う。 そんな人たちの中には、「社会に貢献す…

自分の「素養」を見抜く3ステップ―「僕」を99%晒しちゃいました…!

今回は勇気を出して、自分自身を晒け出したいと思います(笑) ある方と年末にじっくりお話をさせていただいて、こんなことをお聞きしました。 キャリアを考えるとき、その人の持っているものは2段階に整理できる。(1段目の上に2段目が乗っかっている。…

魅力的な人物に共通する「大きな心」と「小さな心」とは?

多くの人を惹きつける魅力的な人には、共通点があると思う。それは大きな心と小さな心という、2つの「心」を持っていることだ。僕はこの2つの心を持つ人に憧れ、自分もそうなりたいと強く願っている。 ※ ※ ※ 「大きな心」とは何だろう?それは、夢や希望を…

7大宗祖たちの濃厚キャラクター:(4)「厳しい」道元の「優しい」目線

「◯◯宗■■寺」といった場合のお寺の宗派に注目できるよう、メジャーな宗派の宗祖さんたちをご紹介する「7大宗祖たちの濃厚キャラクター」シリーズも、今回で最後です! 【法然と道元】 このシリーズの最後に、道元についてお話させてください。僕は道元を「…