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「悩みの踊り場」で踊り続けていた残念な僕

 

LiBに入って3週間が経った。
仕事はまだまだ上手くいかないことばかりだけど、少しうれしいことがあった。
それは、
 
「毎日『悩みの階段』を昇っている」
 
という実感があることだ。
 
人が大きな目標を達成するためには「悩み」が不可欠だ。
それはメキメキと伸びていくための成長痛といってもよい。
だから、悩むこと自体は決して悪いことではない。
 
ただ僕たちは、「自分は『悩みの階段』を昇れているか?」ということは常にチェックしないといけない。
 
昨日よりも一歩「先」のテーマについて、僕たちは頭を悩ませないといけない。
1年前と全く同じことをあれこれ考えている人に、成長はない。
 
※         ※         ※
 
数年前、僕はずっと、「せっかく一生懸命法律の勉強をしてきたのに、弁護士の道を捨ててしまって本当にいいのかな?」ということを考えていた。
 
やっとのことで、「大事なのはこれまで何を積み重ねてきたかではなくて、これから自分が何をしたいかだ!」と気づいた後は、「じゃあ何をすればいい?起業?ベンチャー?で、どのベンチャーに行けばいいの?」ということにこれまたずっと悩んでいた。
 
僕は、悩みの階段を昇らずに「踊り場」で踊り続ける残念な人だった。
これでは次に進むことはできない。
 

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悩みの階段を昇るペースを上げるためには、例えば以下のようなことが必要だと思う。
 
①既存の悩みの解消
今直面している課題に対する「打ち手」を出し尽くし、その課題をクリアする
 
②悩みの先取り意識
最終目標から逆算して、「自分の次の課題は何か」を常に考える
 
③悩みの御用聞き
自分を客観的に評価してくれる人に「何を課題として設定すればよいか」を聞いて回る
 
また、いくつかの選択肢で悩んでいるような場合には、「仮説を立て、その仮説に基づき意思決定を行い、それを検証する」というのが最も手っ取り早い。
 
仮にその意思決定が間違っていたのなら、またやり直せばよい。
一歩「先」の悩みにより早く出会うためには、早めに仮の意思決定をすることが肝要だ。
 
(他にも何かいいアイディアは色々とありそうなので、皆さまにぜひ教えていただきたいです…!)
 
※         ※         ※
 
LiBに入って1週目は、新しい職場環境に慣れるので精一杯で、全力で仕事に集中できないことに悩んでいた。
2週目は、時間をかけても何も具体的な成果につながらないことに悩んでいた。
そして3週目は、お客様との時間をお互いに価値ある時間にするためにはどうすればよいかということに悩んだ一週間だった。
 
まだまだ悩みの階段を昇るベースが遅いのが悔しいところだけれど、愚直にやっていくしかない。
 
数少ない僕の自慢の一つは5年日記を毎日つけていることで、例えば5年前の今日、自分が何に悩んでいたかを知ることができる。
 
一年後、2016年8月の日記を振り返ってみて、「こんなしょっぼいことに悩んでたのかー!」と笑えるように、先へ先へと進んでいきたいなと思った!
 
(ちなみに、「踊り場」という言葉の由来には諸説あるそうだ。「昔はあそこで人が踊っていた」とかいうわけでもなさそう…。)