一流の営業パーソンは、美容室でどんな話をしているのか?
【顧客の満足度】①会話の満足度営業と一緒にいて楽しい時間を過ごすことができたか②提案の満足度顧客の抱える課題に対して、営業が魅力的な解決策を提案できたか
(課題感)・現在、美容室の集客は「ホット・ペッパー」に依存するところが大きく、ホット・ペッパーに掲載してもらえないと集客がほとんど不可能となるような状況である→美容室の立場がどんどん弱くなり、このような状況による弊害も大きい・飲食店の場合、「食べログ」のユーザーは、お店の雰囲気・その時の食事のシーン(目的)・価格帯・料理の好み…など、様々な軸でお店を探すが、他方で、美容室はにそのように多くの判断軸があるわけではない→美容室は低価格競争に走らざるをえず、苦しい状況に陥っている
【営業1ヶ月目】8月の反省&9月のテーマ(なりきろう!工夫しよう!磨き込もう!)
自信を持って走れる戦略なきまま、首をかしげながら走り続けてしまった。立ち止まる勇気が持てなかった。
①なりきろう!②工夫しよう!③磨き込もう !
新人が身につけるべき「◯◯力」〜なぜ弁護士出身の僕が営業をやるのか?〜
弁護士だけで300人以上を擁する大手法律事務所で新人弁護士として働いた後、設立2年半のベンチャー企業に入り、新人営業パーソンとして働いている…そんな僕が感じた新人に求められる力の一つが、「意味づけ力」だ。
「意味づけ力」とは、目の前の仕事に自分なりの「意味」を付与する能力のことだ。
・なぜ、意欲あふれる新卒社員として有名企業に入った自分が、コピー取りや資料整理ばかりやらなくてはいけないのか?
・なぜ、一生懸命勉強して大手法律事務所に入った自分が、判例検索や書面の形式チェックに一日を費やさなければいけないのか?
・なぜ、経営者になることを目指してベンチャー企業に入った自分が、営業(外回り)から始めなくてはいけないのか?
「新人だから」という理由で任されがちな仕事は多い。
しかし、上司・先輩が「新人だから」という理由で何となく決まった仕事を与えている世界には、学びも成長もないと思う。
仕事をする自分が、能動的に意味を付与しなければならない。
「まず誰でも下積みから始まるのだから、与えられた仕事に一生懸命取り組もう!」という姿勢も悪くはないが、それはある種の思考停止だ。
与えられた仕事を盲目的にこなし続ける人と、そこに「意味」を付与して目的意識を持って仕事を遂行する人とでは、成長スピードに天地の開きができる気がする。
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そして、 仕事に付与すべき「意味」は、自分の「価値観」から逆算されるべきものだ。(「価値観」についてはコチラ)
人生の最終目標から遡って、新人である自分に割り当てられた仕事がどんな意味を持つのかを考える必要がある。
自分で考えてもわからなければ、先輩にでも上司にでも聞いてみるといい。
「新人はそういうものだよ」という答えではなく、その仕事が持つ意味を真剣に説明してくれる人は信頼してよいと思う。
ただし、最終的な「意味付け」は自分自身で行わなければ意味がない。
なぜなら、付与される「意味」はその人の価値観(人生の最終目標)によって異なり、自分と上司とでは価値観が異なるからだ。
考えぬいた結果その仕事の意味が腹落ちしないようであれば、そもそもその環境に身を置くべきかをよく考えたほうがいい。
「新人時代の仕事の意味は数年後にわかる」という考え方もあるだろうが、勝率を上げるのにベストな思考方法とはいえないと思う。
反対に、自分の価値観に照らして少しでも積極的な意味を付与できるのであれば、どんな雑用であっても全力で取り組むべきだ。
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翻って、経営者になることを目指してLiBに入った僕が、新規開拓の営業をやることにどんな意味があるのだろう?
今のところ、「経営者」と「営業職」をつなげるキーワードは、意思実現力だと考えている。
営業は、他者に影響を与え、自らの意思を実現する力を鍛える絶好の舞台だ。
そしてそれは、間違いなく経営者に不可欠な能力でもある。
このあたりのことは、別の機会にじっくり書いてみたいと思います!
弁護士の道を捨て、ベンチャーに入った本当の理由(後編)
①社長の哲学と人格ベンチャー企業にとって、社長の人格は組織の人格であり、社長の哲学は組織の哲学になると思っている。僕は松本さんの哲学に惚れたし、人格を信じた。人生観において、自分と重なり合う部分がとても大きいと感じた。そんな人の下で働きたいと思った。②事業テーマ現在のLiBが取り組んでいる「女性」にフォーカスした事業テーマに、ぐっと心惹かれた。社会の視点では、高齢者と若者の人口ギャップが大きくなり続けている現在の日本で、女性が活躍することの意義は大きい。個人の視点では、意欲ある女性がその人に合った働き方を手にすることで、より充実した人生を切り拓けると思う。このテーマに挑戦し、自分たちの手で「未来の当たり前」を作ることができたらどんなに素晴らしいだろうとワクワクした。③成長性と実行力松本さんとの会話を通して、僕の4つの価値観(前編参照)を実現させるための一番の方法は、自ら経営者になることだと認識するようになった。そのためには、「(まだ大きくないけれど)これから急激に伸びる組織」に入り、その急成長を体感するのが最も近道なのではないかという仮説を立てた。LiBには成長性を感じたし、何より理想を現実に変える実行力が備わっていると思った。④学びの多さ経営には、ロマンとソロバンが必要らしい。これまでの様々な経験を通して、僕の「ロマン」はある程度熟してきていた。他方で、「ソロバン」については知識も経験も全く無い。LiBの経営陣の経歴と人間性を知れば知るほど、ここでソロバンもみっちり鍛えることができると思えた。ここでなら多くを学び、再現性につながる「正しい努力」ができるができるのではないかと思った。
弁護士の道を捨て、ベンチャーに入った本当の理由(前編)
①大きな事をすること(あるべき未来に対して大きく貢献すること)②オリジナリティ溢れる、自分だけの人生を歩むこと③心がやさしい人でいること④家族を大切にすること
「人生は積み重ねだと、誰でも思っているようだ。ぼくは逆に、積みへらすべきだと思う。財産も、知識も、蓄えれば蓄えるほど、かえって人間は自在さを失ってしまう。過去の蓄積にこだわると、いつの間にか堆積物に埋もれて身動きできなくなる。…捨てれば捨てるほど、いのちは分厚く、純粋にふくらんでくる。今までの自分なんか、蹴トバシてやる。そのつもりで、ちょうどいい。」「一方はいわばすでに馴れた、見通しのついた道だ。安全だ。一方は何か危険を感じる。もしその方に行けば、自分はいったいどうなってしまうのか。不安なのだ。しかし惹かれる。…たしかに危険を感じる。そっちへ言ったら破滅だぞ、やめろ、と一生懸命、自分の情熱に自分で歯止めをかけてしまう。しかし、よく考えてみてほしい。…なぜ迷うのか。…迷うことはないはずだ。もし食うことだけを考えるなら。そうじゃないから迷うんだ。危険だ、という道は必ず、自分の行きたい道なのだ。ほんとうはそっちに進みたいんだ。だから、そっちに進むべきなんだ。」「イバラの道に傷つくことが、また生きるよろこびなのだ。…たんたんとした道をすべって行くむなしさに流されてしまわないで、傷つき、血のふき出る身体をひきずって行く。言いようのない重たさを、ともども経験し、噛みしめることだ。それが人生の極意なのである。」(『自分の中に毒を持て』)
「負けた者こそバンザーイと、大いに胸を張ってにっこりする、これだよ。」(『強く生きる言葉』)